導入の部分春日部・大宮・柏・守谷いたがきバイオリン教室
「まず子供をやる気にさせるということが一番の目標です。そのためにどう対処するかということが問題になります。ここが私達親御さんも含めて一番考えなくてはいけないところです。子供達の気持ちを無視して自分なりの考えを押し付けてはいけませんね。ヴァイオリンを始めて「ヴァイオリンはこう持つの!弓はこう持つの!」といっても無駄です。そこに必然性がなければいけません。どうしてこのように構えるのか、持つのかを最初に指導者から必然性を言ってあげることは、導入部の大切なことです。入門期の子供たちは何も判らないわけですからね。習い始めで
「私達がヴァイオリン、音楽を教えるうえで何が大切で必要なのかを考えた時に、当たり前ですが、音楽の基本である三つの要素を軸にレッスンは展開していきます。ヴァイオリンはメロデイ楽器ですから、自然とメロデイの要素が大切です。そしてほかの楽器と合わせることもできるようにハーモニーの要素も大事になります。そしてリズム。この三つの要素を常に考えないといけません。それで、子供達がまず親しみやすいのはリズムです。そこからが一番入りやすい。どうしてかというと、子供は常に動いている、躍動をしています。子供自身がリズム。だから子供に「じっとしていろ」なんた言っても無理。そういう子供が持っているリズムというものを、如何に音楽のリズムに結びつけて行くかということになるわけですね。音楽を聞きながら、子供と一緒に手遊びで遊ぶのです。この遊びの原理が子供のやる気にさせることにつながるわけです。子供は一人ひとり違います。次に子供が弾きたくないと言ったら、その気持ちはどこからきているかを常に考えなくてはいけません。そして子供は一人ひとり違います。一つのパターンはありえません。十人いてその十人が一人ひとりが違います。―その時期というのはパターン化してメソードにできるわけでもないわけですね。結局子供達がどういう反応を示すかによって、やることを決めていく。だからいきなりヴァイオリンを持たせたりするのは問題で、前段階で如何にやる気に持って行けるか,その為の前段階が大切になるわけです。子供は何事も楽しいからやる気になるのであって、押し付けはいけませんね。