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いたがき・バイオリンアカデミーの生い立ちと意義について 春日部・大宮・柏・守谷教室  いたがきヴァイオリンアカデミー

2018/08/03
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いたがき・ヴァイオリンアカデミーは2014年1月から才能教育研究会(スズキメソード)から独立をし、新しく いたがき・ヴァイオリンアカデミーとして発足いたしました。

この理念は「どの子もヴァオリン(音楽)を通してクオリティの高い人間性と美しい心を育む」ことを指導者と父母の協力によって会員子女に実践教育することにあります。

それは人間としてあるいは人として、前記の双方が協力をし、未来ある子供達をこれからの厳しい社会を背負うべき、また社会のリーダーとなりうるべく人材育成を目的としております。

「ああすれば、こうなる」方式ではなく、未来ある純粋な子供達を共に深い愛情を注ぎながら音楽を通して手を携え、今の子供達に欠けている「努力」「忍耐」「集中」「根性」を養うものです。

私の指導のモットーは「子供達の今ある技術、今ある心のあり方をより良い方向にレベルアップする事」です。私は40年常にこの考え方で生徒さんに指導をしてきました。そのレベルを上げるために私が生徒に求めているものは常に対話です。私はあることに対してあなたは「どう思うか」を聞きます。指導者が「ここはこうだよ」と話したらそれで終わりです。子供自身に考えるチャンスを与えることです。演奏者はあくまでその人がイメージしたものを弾いた方が聞き手に強く印象として残ります。

チェロのカザルス、ヴァイオリンのグリュミオーも楽譜から心で読み取ったものを自己表現して行ったわけですし、それが演奏者の本来あるべき姿だと思うのです。だからこそ生徒さん達と対話をしてその子との信頼関係を作ります。それも言葉だけだはなく「目」「耳」「鼻」「舌」「皮膚」の五感を通しての対話です。すると生徒が私の五感を感じます。言い換えるとそれは私の情熱です。もちろん伝えることは簡単ではないけれども子供達に私の情熱がきちんと伝わることで、その子のやる気を起こさせる、発奮させる種になってくるのです。そして一緒にその音楽のフレーズに合ったものを想像しそれを「音」にするのです。それが私の指導の中心です。